Canon G1X Mark IIIを試し撮りしてみた|一眼クオリティの写りは本当か?

最近G1X Mark IIIを手に入れたので、軽く試し撮りしてきました。

正直、この日はあまり気分が乗らなかったのですが……それでも「写りがいいな」と感じたんですよね。

■ コンデジの皮をかぶった一眼

G1X Mark IIIの一番の特徴は、コンパクトなボディにAPS-Cセンサーを搭載していること。

一般的な一眼レフやミラーレスと同じセンサーサイズなので、コンデジとは思えない描写力があります。

■ 試し撮りで感じたこと

  • 全体的にキリッとしたシャープな描写
  • 花の黄色や白がしっかり出ていて、ハイライトも粘ってる
  • 背景ボケも自然で、F5.6でもけっこうボケる
  • 色はややあっさりめで、見た目に近い印象

■ 作例いろいろ

▼花の色再現がきれい。黄色がベタっとせず自然に出てます。

G1XMark3

▼ミニチュア模型。前ボケ・後ボケも自然で、立体感があります。

G1XMark3
G1XMark3

▼白い花とピンクの花。明暗差のある場面でも、白トビせずに粘ってます。

G1XMark3

■ G1X Mark IIIの登場時の評価と現在の人気

G1X Mark IIIは2017年10月に登場し、APS-Cセンサーを搭載した初のコンパクトカメラとして話題を集めました。

EOS 80Dと同等の24MPセンサー、Dual Pixel CMOS AF、防塵防滴設計、バリアングル液晶などを備え、

まさに一眼レフのサブ機や高画質コンデジを求めるユーザーに向けた1台でした。

当時は10万円を超える価格帯で「高級コンデジ」として登場し、上級者やプロのサブカメラという位置付けで支持されていました。

一方で、レンズのF2.8-5.6という明るさや、ズームが3倍(24-72mm相当)と控えめだったため、

明るさやボケを重視する層からはやや評価が分かれる部分もありました。

現在の中古市場では約8万円前後で取引されており、防塵防滴の高性能コンデジとして

いまだに根強い人気があります。旅カメラや軽量サブ機を探している人にとっては、

いまでも魅力的な選択肢と言えるでしょう。

■ まとめ:写りは本物。ただし“気分”までは写らない(笑)

やっぱりG1X Mark IIIは「写りで選ぶコンデジ」ですね。

この日はあまりテンション高くなかったんですが、それでもちゃんと描写してくれる安心感がありました。

気軽に持ち出せて、一眼クオリティの写真が撮れる──そんなカメラを探しているなら、一度試してみる価値ありです。

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