
津波からどう逃げる?避難ルートと判断基準を徹底解説!
地震が起きたあと、「津波警報」が出るとドキッとしますよね。
でも、どこに逃げればいいの?とか、自分の場所は大丈夫?って判断に迷うことも多いです。
今回は、津波から命を守るための避難ルートと判断基準をわかりやすく解説します。
地震があったらまず「津波の可能性」を疑う
海の近くで強い揺れ(震度5以上)を感じたら、津波の危険があると考えてください。
特に以下の条件がそろっていたら、すぐに避難を!
- 震源が海底
- マグニチュードが7.5以上
- 上下に突き上げるような揺れ
この3つが揃っていたら、即行動が命を守ります。
津波は遠くても油断できない!
よくある誤解がこちら。
「震源から遠いから、そんなに津波来ないでしょ?」
…実はこれ、めちゃくちゃ危ない考え方です!
基本:津波は震源から離れるほど小さくなる
たしかに、津波は震源から遠ざかるほどエネルギーが分散して小さくなりやすいです。
でも例外だらけ!
- 湾の地形で波が集中してかえって高くなることがある
- 浅い海では波の高さが急上昇する
- 津波は何千kmも離れて届く(チリ地震→日本)
つまり、距離だけで判断しないで!
津波警報が出ていたら、場所に関係なく避難を優先しましょう。
どこに逃げる?避難ルートの考え方
✅ 高台へ逃げる
津波から逃げる鉄則は「とにかく高い場所へ」。
- 目安は海抜10m以上
- 階段のある3階建て以上の鉄筋ビルでもOK
- 「津波避難ビル」マークがあればそこへ
✅ 横ではなく“縦”に逃げる
「遠くまで走る」よりも、「高いところに登る」ほうが早く安全です。
✅ 避難場所は日ごろから確認
市区町村のハザードマップには、
- 津波の浸水想定区域
- 避難経路
- 避難所
が載っています。スマホでPDF保存しておくのがオススメ!
避難のタイミングと注意点
🔔 揺れたら「すぐ」逃げる!
津波は数分で到達することもあります。
警報を待たずに行動することが命を守ります。
🔁 津波は1回じゃない!
第一波より後の方が大きいこともあります。
波が引いたからといって海に戻るのは絶対にNG。
🚫 車での避難は渋滞の元
徒歩での避難が原則です。高齢者のサポートも忘れずに。
まとめ:命を守る避難のポイント
- 強い揺れを感じたら即避難
- 距離で油断せず、警報に従う
- 高台または津波避難ビルを目指す
- 第一波のあとも決して戻らない
「自分だけは大丈夫」と思わず、
いざというときに迷わず動ける準備がいちばん大事。
家族や友人と、避難場所の確認だけでもしておきましょう!